脚本家・坂元裕二のドラマ作品一覧や小説本や名言集!プロフェッショナル

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NHK・プロフェッショナル・仕事の流儀[2018年11月12日(月)]は、「生きづらい、あなたへ~脚本家・坂元裕二~」と題し脚本家・坂元裕二さんの仕事の流儀が紹介されます。

今回のプロフェッショナルでは脚本家・坂元裕二さんの「最初で最後」の半年間にわたる魂の密着が放送されます。

密着取材が許されたのは2018年3月に、キャリア絶頂の最中でドラマ脚本の休止をインスタグラム上で、宣言した直後の事でした。

小説や漫画のドラマ化に留まらず数々のオリジナル脚本で、社会に影響を与える作品を排出しています。

錚々たる作品の一覧には数々の賞を受賞した作品も有り「mother(日本テレビ)」、「最高の離婚(フジテレビ)」、「カルテット(TBS)」など数々の放送局に囚われない作品をリリースし、反響を得ています。

その理由は、自分が少数派の人間と自分自身を誤解し、誰にも相談出来ず、「生きづらい」と人生をくくってしまている視聴者に対し、鋭く、生々しい台詞により逆境に生きる人々の切なさや逞しさを丁寧に書き続け、救いのメッセージが作品に隠されています。

描かかれるテーマはシングルマザーや犯罪加害者家族の葛藤、パワハラなど、テレビドラマでは希有な難しいテーマが選ばれ「坂元節」とも呼ばれています。

ドラマから退いた現在は、舞台「またここか」で舞台脚本という制約の多いフィールドを選び、過去の自分を超えたいと、苦闘していしています。

今回の「プロフェッショナル・仕事の流儀」では、新境地を切り開こうと葛藤する姿、心揺さぶる物語が生まれる秘密が描かれています。

果たして坂元氏を通してカメラがとらえたのは・・・?

またどんな名言が出てくるのでしょうか?

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脚本家・坂元裕二の作品・代表作(フジテレビ月9枠)一覧

坂元裕二さんは、1967年生まれの大阪府出身です。

坂元裕二さんの脚本家としてのキャリアは早く19歳で既にフジテレビヤングシナリオ大賞(1987年)を受賞しました。

映画監督・相米慎二氏に憧れ、相米慎二氏の会社「ディレクターズカンパニー」の脚本募集を見て、映画の脚本と同時募集のテレビの「ヤングシナリオ大賞」の2部門に脚本を書き起こし応募しました。

その結果、テレビの「ヤングシナリオ大賞」を受賞し、テレビの脚本家として人生を進む事が決まりました。

1989年に柴門ふみさん原作の大ヒット漫画「同・級・生」が当時のフジテレビの看板帯ドラマ枠「月9」で連続ドラマとして制作され、この作品で脚本家デビューを果たしました。

更に同枠で「同・級・生」と同じく制作された柴門ふみさん原作の大ヒット漫画「東京ラブストーリー」とが大ヒット作となりました。

それは社会現象となり「月曜日の夜9時は街から女性たちが消えた」

と言われた程です。

「東京ラブストーリー」は織田裕二さんと鈴木保奈美さんの共演作で、同じく月9枠で2018年秋ドラマで制作された「スーツ」でも共演を果たしており、「スーツ」の放送に合わせ平日の夕方に再放送していましたね。

その後も

「翼をください!」(1996年7月1日~9月23日)
「愛し君へ 」(2004年4月19日~6月28日)
「西遊記」(2006年1月9日~3月20日)
「トップキャスター」(2006年4月17日~6月26日)
「太陽と海の教室」(2008年7月21日~9月22日)

などの月9ドラマを手がけました。

月9で制作された作品は、FOD配信で現在も観ることが可能です。

FOD配信は、Amazonペイを使用すると1ヶ月日間は無料で視聴が可能ですよ。

坂元裕二 作品/ドラマ一覧(日テレ枠)

坂元裕二氏の作品の坂本節が描かれるのは日テレのオリジナル脚本のドラマと言っても過言では無いでしょう。

「Mother」では、児童虐待がテーマに描かれ・・・

「Woman」シングルマザーと生活保護を描がき、同じ境遇のシングルマザーに共感と希望を与えました。

連ドラはお休みします

坂元裕二さんは、2018年3月に自身のインスタグラムで「連ドラはお休みします」と宣言した事が話題になりました。

それは定期的に、毎年1月期のドラマに入るの脚本の仕事のルーチンワークに疲れてしまったからとの事でした。

宣言から遡る事、4年前に決断をしていたそうです。

2015年1月15日から3月19日までフジテレビ系の「木曜劇場」枠で放送された「問題のあるレストラン」に入る前の段階で、4年間、毎年1月期のドラマを担当することが決定しました。

4年先のスケジュールが決められている事が恐ろしくなり、ぞっとした事が真相でした。

ドラマの脚本の仕事以外のk他のことが何もできなくなってしまう

その恐ろしさが元になり、当分の間は、ドラマの脚本の執筆を休む事になりました。

実は休むと言っても、テレビの世界では、仕事の発注が来るのは、早くて2年後の放送分が普通です。

なので、次のドラマの脚本を決めていない = しばらく休業

を意味しているだけなのです。

木曜劇場枠などの連ドラの脚本をやりたくなくなったという訳では全くない・・・

との事でした。

ですので断筆宣言の意味では有りません。

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いつもドラマを見てくださっていた方へ。4年連続で1月期の連ドラを書きました。来年の1月はありません。これにてちょっと連ドラはお休みします。4年前にそれを決めて、周囲にもそう話して、ずっと今日を目指して来ました。これらのドラマを好きになってくださった方、お手紙やメッセージをくださった方にはどんなに感謝してもしきれません。またいつか連ドラの世界に帰ってきたいと思いますが、ひとまずはありがとうございました。で、今後は色んなことに挑戦し、秋には舞台をやったりするのでまた是非。朗読劇もまた新しいのをやりたいし、満島さんと約束したチェロの映画も書きたいし、いつも見てくれてた瑛太さんとも今度はあまり間を置かずにお仕事出来るといいなと思います。ありがとう。坂元裕二

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坂元裕二さんは、実はドラマの脚本の休業を宣言したのは2回目です。

最初のドラマの脚本の休業は1996年で、2001年までの5年間、テレビから遠ざかっていました。

その理由は、テレビが嫌で逃亡した・・・

もうテレビの仕事は、やめるつもりだった・・・

と、ご本人が明かしています。

今でも脚本の仕事は、自分に向いているとは思っていないそうですが、デビューしてから27歳くらいまでの間は、仕事ではなりながらもどこかアルバイト的な感覚で脚本の仕事をしていたそうです。

そんな感覚があった為、脚本の仕事がプレッシャーになってしまったのではないでしょうか。

ゲーム業界に?

坂元裕二さんは、最初の脚本休業中に、故・飯野賢治さん率いるゲーム会社ワープの仕事を3年間していました。

時代的にプレイステーションが発売されて、業界がすごく盛り上がり追い風の状態でした。

小説

ゲームの仕事の後に、親交のあった文芸誌の編集長のすすめで、一つの小説を3年間ずっと書き続けていました。

しかし、結局、その小説は、未発表のままに終わりした。

脚本家への帰還の動機

坂元裕二さんは、脚本を休業中の1998年1月13日~3月17日までに放映されたフジテレビ系の「火曜9時」枠のドラマ「きらきらひかる」を観て衝撃を受けました。

脚本は井上由美子さんでNHK連続テレビ小説 ひまわり、この指とまれ、フジテレビのギフトなどを書いた売れっ子でした。

「きらきらひかる」を観て「こんなに面白いテレビドラマもあるのか」・・・

と感銘を受け、脚本をまた書いてみたくなる衝動に駆られました。

そして、5年を経て、テレビの世界に自ら復帰を果たしました。

そして復帰1作目として執筆したのが、かつてのルーチンワークにもなっていたフジテレビ系の「木曜劇場」枠のドラマでした。

選んだ作品は、「恋愛偏差値 第三章 彼女の嫌いな彼女」(2002年8月29日~9月19日)でした。

打ち上げの席で、バーのマスター役キャストでもあったミュージシャンのつんくさんが坂元裕二さん目の前で歌った「ひとりぼっちのハブラシ」を聴いて

「帰ってきたんだ」と思うと同時に・・・、

「もう、ここから離れたくない」という気持ちに駆られたそうです。

オリジナルドラマ

脚本家復帰後は、オリジナル脚本の発注が増え、2010年の「Mother」以降のドラマは全てがオリジナル脚本です。

内容も社会に問いかける作品が多いのが特徴です。

児童虐待が描かれた「Mother」

シングルマザーと生活保護を描いた「Woman」

男性社会におけるパワハラやセクハラを描いた「問題のあるレストラン」

犯罪被害者家族と加害者家族との奇妙な交流が描かれた「それでも、生きてゆく」

など様々な社会の問題が描かれています。

取り扱うドラマの枠は王道の医療や刑事ものよりちょっとズレている程度の作品を心がけているとの事です。

視聴率

ドラマ放映中は、視聴率を周囲に「教えないで」とお願いしているそうです。

テレビは何千万人もの人が見るもので視聴率はその指標として存在し、その視聴率がドラマを放送するテレビ局の収入源のCMに直結します。

しかし、坂元裕二さんが目指しているところは

「こんなふうに思っているのは私だけなのかな?こんな気持ちは自分しか持っていないんだろうな・・・」

と誰にも相談できず自分に違和感を抱いて、自分をマイノリティと感じている人の為に脚本を描く事です。

その為、世の中の大きな意見とを覚えている方にスポットを当てた作品になってしまいます。

その結果がマイノリティと感じてしまっている方が共感した「Mother」や「Woman」のヒットに繋がっています。

※本当は誰にも相談出来なくて孤独を感じているだけで決してマイノリティでは無いのですが・・・。

作品の意図は世の中を変えようというものでは無く、悩める視聴者たちに

「こう思ってもいいんだ」と安心してもらえる事が励みになっているそうです。

しかし、そんな作品の企画は通る事が難しく、

各局に一人ずつぐらい居る変なプロデューサーのお陰で、企画を通っているの救いだそうです。

広告収入の為に売れるドラマが求められており、理想に掲げるドラマは作りにくいのが現状ですが、視聴率の為だけに番組をつくっているわけでは無いとう気概のある変わり者のプロデューサーが居る限りは理想のドラマが作れると感じているそうです。

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坂元裕二 名言集

会話の感じは、できれば生々しくありたいなとか、のぞき見している感じになればいいなということを意識しています。
路地に面した居酒屋で、カップルがごはんを食べているその様子をみて
「この人たち、何をしゃべっているのだろう?」
とただの通りすがりとして思いながら見るのが好きで、その会話が聞こえてくるようなことを、テレビドラマでできるのが理想。

自分が70歳、80歳になっても脚本を書いている自分の姿は想像出来ない。
しかし、40歳になった広瀬すずのセリフを書きたいなとは思う。

視聴者の間で、ドラマので登場人物たちが毎週生きていてくれる事、終了しても生きていてくれる事、それだけを願って書いている結果が、いまの自分の作風になっている。

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まとめ

プロフェッショナル 脚本家・坂元裕二 見逃し動画や再放送はいつ?にかんしては、コチラに投稿しました。

坂元裕二さんの作品って適度に重みがあるんですよね。

月9を始めドラマが視聴率良くて10%ちょっと低迷しとている現在でこそ、視聴率に囚われず質の高い見ごたえのある作品をこれからも作り続けて欲しいです。

本日は最後までご覧いただきありがとうございました。

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