NHK歴史秘話ヒストリア【大坂冬の陣図屏風】
2019年7月3日放送分は、
「よみがえる大坂の陣 幻の金屏風 誰が描かせたのか」
1614年大坂冬の陣を描いた
【大坂冬の陣図屏風】の金屏風が最新のデジタル技術により蘇りました。
翌年1615年の「夏の陣」により豊臣家が滅び、徳川の世が確立した「天下分け目」の大いくさを描いた屏風図です。
大坂冬の陣では大河ドラマにもなった真田丸など有名なエピソードも多い戦でした。
重要文化財であるにも関わらず、同じく「夏の陣」を描いた屏風図に比べ「大坂冬の陣図屏風 」は、知名度が低い作品です。
その理由は、色がほとんどなく色の指定があるだけだけの、いわば「下書き」でした。
この投稿では、
● 【大坂冬の陣図屏風】の公開日や場所
● 発注者は誰?
● 歴史秘話ヒストリア「大坂冬の陣図屏風」を
・ 見逃してしまった
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という方の為に
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よみがえる大坂の陣 幻の金屏風 誰が描かせたのか?のあらすじ
1614年大坂冬の陣、
1615年大阪夏の陣と
豊臣陣営と徳川陣営の
史上最大の合戦が起こりました。
その「大坂冬の陣」の詳細を描いた「大坂冬の陣図屏風(びょうぶ)」が凸版印刷の色彩デジタル技術によりが今年復元されました。
「大阪夏の陣」の屏風図は有名ですが「大坂冬の陣図屏風」は同じ重要文化財で有りながらあまり知られていません。
その理由は狩野派(木挽町狩野家)の図で有りながら複写で色の指定が描かれている「下書き」の状態であり本物の所在は不明な点であるからかもしれません。
色彩が復元された結果、最新の考古学的成果と突き合わせた結果、屏風絵の発注者など、さまざまなことが判明しつつあります。
今回のヒストリアは、美しくよみがえった屏風絵から、描かせた人物に迫りました。
Episode1:よみがえる史上空前の大決戦
冬の陣図屏風、完成。https://t.co/W4RMplzLKg#大坂冬の陣図屏風 #冬の陣 pic.twitter.com/uJIzIwRhlQ
— きのした ゆう (@kinopitasai) 2019年6月20日
大坂冬の陣図屏風には、大決戦の最中の様々な風景が描かれています。
画面左上が大阪城(大坂城) 右上は徳川陣です。
この屏風図から徳川軍がジグザクの塹壕を掘って城からの銃や爆弾からの攻撃を避けていた事が分かりました。
また画面右側に描かれている武家本陣「佐竹氏の大名屋敷」と足軽達が寝泊まりする陣小屋が近年の発掘調査で出土しました。
更に鉄砲玉も発見されています。
中には丸くなる前の鉄砲玉も発見され、ここで鉄砲玉が制作されていた事も判明しました。
商人達が兵士達に食料やキセル、お酒などを販売している場面も描かれています。
南蛮人の様な衣装の武将が居たことなども判明しました。
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Episode2:屏風絵発注者の謎に迫る
豊臣家の勝利が描かれています。
複数の戦いが描かれており、その一つとして
左上には、11月26日の今福・鴫野の戦い(いまふく・しげの)が描かれています。
そして、屏風図中央には、12月4日の真田丸の戦い、
更に中央下には12月17日の本町橋の夜討ち
つまり大坂方の勝ち戦ばかりが描かれています。
そして極めつけは、大坂城本殿内で、豊臣秀頼と淀殿が武将の話を聞き入る姿が描かれています。
そして、徳川陣は端っこに描かれています。
以上を踏まえて豊臣方が発注者であるのではないか?
豊臣秀頼本人が和平を記念して描かせた
と考えられています。
更に証拠付として、この屏風図が着色されず未完成の状態なのは、冬の陣で発注され、夏の陣で発注者の豊臣秀頼が自決に追いやられた為、未完成になったのでは?
とも考えられています。
その結果、絵手本として狩野派が収集したと考えのが自然です。
冬の陣の大坂城には、付庇(つけびさし)と呼ばれる屋根が描かれています。
夏の陣を元に再建された現在の大阪城にはついていません。
Episode:3もう一人の発注者・次なる時代への決意
豊臣方が知りえない情報も屏風図には、描かれています。
夏の陣の後に描かれた(元禄4年大坂図)でも描かれている「築山(つきやま)」と呼ばれる徳川軍の射撃用の小山がいくつも描かれています。
豊臣陣営の伊達軍、真田軍が、冬の陣のあとに残した図には徳川軍の詳しい情報は一切描かれておらず、徳川軍の詳しい情報は分かっていなかったと考えられています。
更に屏風図右下には大御所徳川家康の陣地が半分しか描かれておらず、その上に陣取る徳川秀忠の陣地は大きく、屏風三扇を使い事細かに立派な形で描かれています。
徳川秀忠にとっては、晴れの舞台でした。
更に大坂城の堀を囲う徳川軍の陣営が詳しく描かれています。
その為、発注者は、徳川秀忠であった事も逆転の発想で否定は出来ません。
何故豊臣陣営が詳しく描かれているのか?
の疑問が沸きます。
発注者は結局誰なのか?
屏風図からの情報をまとめると、
結局、豊臣秀頼が描かせたのか?
徳川秀忠が描かせたのか?
は判断が別れています。
この屏風図は、大坂冬の陣の膨大な記憶を宿していることにはかわりません。
【大坂冬の陣図屏風】公開
復元された【大坂冬の陣図屏風】は名古屋の徳川美術館にて公開予定です。
徳川美術館 企画展「英雄たちの戦国合戦」と映像作品「大坂冬の陣屏風図」上映案内
2019年7月27日(土)~9月8日(日)
午前10時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
【覧料】
一般1,400円(1,200円)
高校・大学生700円(600円)
小・中学生500円(400円)
※()は20名様以上の団体料金、土曜日は小中高生観覧無料
徳川美術館
【住所】名古屋市東区徳川町1017
【TEL】052-935-6262
【開館時間】10:00~17:00(入館は16時30分まで)
【休館日】月曜日(祝日・振替休日の場合は直後の平日)
2019年12月16日(月)~2020年1月3日(金)
徳川美術館・蓬左文庫観覧料
一般
個人 1,550円
団体(20名以上) 1,350円
高・大生
個人700円
団体(20名以上) 600円
小・中生
個人500円
団体(20名以上)400円
徳川美術館・蓬左文庫と徳川園の共通観覧料
一般
個人 1,550円
団体(20名以上) 1,350円
高・大生
個人850円
団体(20名以上) 750円
小・中生
個人500円
団体(20名以上)400円
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● 再放送は令和元年7月2日(火)15:08~15:58の予定
本日は最後までご覧いただきありがとうございました。